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スピードと品質を支える生産工程

金型設計 お客様と“MORE BETTER”な製品を追及し具現化

金型設計は、新規案件のお客様と一番最初にやり取りをする重要な部署です。今までの実績から初期段階から相談や依頼を受けることが多く、お客様から製品の図面をいただいて、それを具現化するための金型を設計するのが仕事です。
しかし、金型設計に営業マンと呼ばれる人はいません。その代わり、営業、生産技術、購買・調達まで一環した組織作りがされています。設計は、従来のやり方や発想にとらわれず想像力を駆使する柔軟さと、強い好奇心を持って取り組むフットワークの軽さが必要です。

提案面では、過去の製品実績を基にFMEA(故障モード影響解析)を用いて不良分析を実施し、起こりえる危険を回避した「MORE BETTER」な提案をしていきます。無数にある提案方法のなかで、「誰しもベストな設計はできないが、現時点での最良な設計をしよう」という概念のもと、日々お客様と真剣に向き合って仕事に取り組んでいます。

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常に105%の力で要望に応える

金型設計の部署では「依頼に対して、常に105%の力で応えよう」という言葉が良く使われます。
これは、常にプラス5%を積み重ねることで、お客様が「信州吉野電機に頼めば、もっといろんなアイデアを出してくれるだろう」と期待を抱いてくれるようになるという考えです。この意識と行動の積み重ねによって、現在では初期段階から製品の相談からを受けるようになりました。
これはお客様からパートナーとして見ていただけている証だと自負しています。

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設計は足で描く

設計というと、常にパソコンと向き合って黙々と作業をしているイメージがありますが、当社の設計者は考える前に「足で描く」を実践し、毎日社内を動き回り情報収集をしています。設計者は設計についての知識しか持っていません。そのため各部署のプロと問題点や解決策を打ち合わせるほか、自分が設計した金型から実際に思い通りの部品ができるまで何度も足を運んで完成形を作り、お客様にフィードバックするよう務めています。

CADはコミュニケーションツール

CAD画面 当社のCAD、CAMは、ドラフターの手描きの設計が主流だった1984年から導入し、現在で7代目です。今では一般的となっているCAD、CAMですが、「お客様とのコミュニケーションツールとして使う」ことを念頭に設計をおこないます。お客様の持つ製品イメージと金型設計の経験と技術を盛り合わせ、出来上がった製品が実際にあるように立体的に設計することで、お客様のイメージを具現化し双方で共有することができる最適なツールとして捉えています。

金型設計