1. HOME
  2. モノづくりのフィールドにディレクション力を

モノづくりのフィールドにディレクション力を

良品だけつくるモノづくりを具現化するために

信州吉野電機は、スタッフ全員の力を結集し“良品だけつくるモノづくり”の実現を目指しています。 その為に必要な力が、個々が発揮するディレクション力です。
「ディレクション」とは、現場を監督しプロジェクトを推進、方向性を導き出し、具現化することです。私たちは、お客様に求められた製品をただつくることが期待されているモノづくりとは考えておりません。「お客様がどのような製品を求めているのか」をヒアリングし、最良の製造工程をもって実現するための技術提案をさせていただいております。

更に、全部門参加での厳しい品質管理規格を実行し、品質の向上、コスト削減、納期の短縮を目指し、常に高品質の製品とサービスをお届け致しております。「品質」「コスト」「納期」 このすべてにおいて、ディレクション力を発揮していく-それが信州吉野電機のモノづくりのスタンダードです。

信州吉野電機のモノづくりディレクション力は3つ。

モノづくりディレクション01   「製品」のその先まで見据えたモノづくり

信州吉野電機がつくるのは製品の一部である部品です。
その部品がひとつの最終製品として実際に稼働する-その先までを見つめたモノづくりを信州吉野電機は行っています。

私たちは、最終製品の目的やその製品の考え方の軸を理解した上で、部品づくりに取り組んでいます。時には、お客様のご構想に対し、ご変更を投げかけさせていただくことがあるかもしれません。
それは、お客様にとともに最良の部品を製造していくための技術提案です。
お客様とお客様の背景にある「量産されていく製品群」のためにできる最良のご提案を信州吉野電機からさせていただきます。

当社では、当社における塑性加工を以下の通り位置づけ、高品質かつ必ずご満足いただける製品づくりを行っております。

当社の塑性加工における位置づけ
「精密」とは 0.003mm以下の量産精度
「細密」とは 0.05mm以下の形状の量産加工
「量産」とは 全工程内不良率0.03%=300DPM以下の量産品質


モノづくりディレクション02   良いモノしかつくらない品質管理力

信州吉野電機では部品製造において桁違いの品質管理基準(300DPM)を設け、全工程内における不良率0.03%以下を実現しています。
更なる高みを目指し、不良ゼロの量産品質=「良いモノだけをつくる工場」を目指して活動しております。

  • 各部門より集まったメンバーにより、プロジェクトチームを結成し、DPM値ワーストアイテムに対して3現主義に基づいた是正活動を行います。活動内容は技術の蓄積として専用フォルダにて管理され、社内展開を図ります。
  • 毎朝、トップ・上層部との品質会議が行われます。各部責任者と即断即決の対応が可能となり若手への技術伝承の場としても活かされています。
  • 検査結果を全社共有データベースで一括管理され、データを統計的に分析し現場へのフィードバックにより問題が起こる前に対策が取れるシステムになっています。
信州吉野電機が設けている品質管理基準
DPM = Defects Per Million
300DPMとは、100万分の300レベル=0.03%まで不良率を下げることを目的とし、2003年より設定。

【300DPM以前/300DPM/TSの推移 イメージ】





加速する商品開発への対応や限りない精度への要求など、厳しい品質水準が求められる部品製造において、1997年 品質マネジメントシステム規格ISO9002を、また2009年 自動車業界向け規格 ISO/TS 16949を認証取得しております。


ISO規格への適合

モノづくりディレクション03   全部門参加の「レビュー」から生まれるコミュニケーション&ソリューション

どんな製品づくりにおいても製品の企画・量産・納品まで、全部門参加の徹底したレビュー(検討)を行っています。
レビューでは、それぞれが持つ想像力を結集し品質の向上・改善を目指します。部門横断的に実行部隊が集まってレビューを行っていくことで、いち早く問題解決とご提案ができるのです。

レビューによる改善事例
  • 現場担当がその都度改善を行っていくことで、タイムロスを削減
  • 予測できる不良やトラブルに対して、部門間で事前の調整を行うことで、不良率を減少
  • 製品の企画から納品まで一貫して行い、迅速に調整・改善を行えるため超短納期を実現
  • 量産から金型設計へ常にフィードバックをかけることで、迅速なトラブル対応が可能
  • 問題対策の他製品への水平展開